アートメイクをしているデメリット《MRIは本当にできないの?》

消えないアイラインやアイブロウの【アートメイク】は、すっぴんでも目鼻立ちをはっきりさせてくれる便利な施術ですが、施しているデメリットってあるのでしょうか?

今回はアートメイクをしていることのデメリットについて、お伝えします。

sissy
sissy

ブログ主のsissyは、アートメイクをアイラインの上下に入れています。入れてからすでに20年が経過!!今でのしっかりと色が残っています。

そんなsisiyは、アートメイクをしてから20年たって初めてデメリットを実感した出来事がありました。その体験を元に、アートメイクをすることのデメリットと、対処方法や予防策をお伝えしますね。

↓sissyがアートメイクをしたときの体験を書いたブログはこちら(現在の状態の写真つき)↓

消えるor消えない? ~アートメイクは20年後も持続しているか?~

アートメイクをしていたらMRIが受けられない可能性がある

アートメイクを体に入れていたら、MRIを受けられない可能性があります。

アイラインや眉、唇などのアートメイクを施した部分が熱くなり、ヤケドをする危険があるからです。

健康面で、アートメイクの最大のデメリットといえばこれにつきます。

病気の予防のハズが大ヤケド!?《MRIがアートメイクNGの理由》

アートメイクがなぜMRIが受けれられない可能性があるかというと、ヤケドの危険があるからです。

アートメイクは体の中に鉄が入っている?

それは、アートメイクで施された皮膚に浸透して残存している〈色=インク〉の原料に原因があります。

MRIとは磁気を利用して体内を詳しくみることができる装置。

MRIとは

MRIとは、磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging)を略して呼ばれています。 MRI検査は、他の放射線科検査と違い放射線を使いませんので被ばくの心配はありません。 その代わりに大きな磁石と電波を使って体の内部情報を画像化して表示します。 1回の検査の中で何種類もの画像を撮影します。

引用元:国立国際医療研究センター病院HPより

アートメイクで使われているインクには、「酸化鉄」という鉄分を含む顔料が含まれている場合があります。これを皮膚に入れ込んで残しているわけですから、体内に「鉄分」という金属を埋め込んでいるのと同じこと。この鉄分が、MRIの磁気に反応して熱を持ってしまう可能性があるのです。

刺青・タトゥーを入れている人はNG

MRIの検査を行っている病院などの施設でHPをチェックすると、かならず「次の方はMRIを受けられません」や「受けられない場合があります」、「該当する方は必ず事前にご相談ください」といった注意書きを見かけます。

「ペースメーカーなど、体内に人工的な金属が埋め込まれている方」

などに混ざって必ず

「刺青を入れている方」

と書かれています。

アートメイクも方法は刺青と同じですから、すなわち「アートメイクを入れている人」も同様なのです。※「アートメイクを入れている方」と書かれている場合もあります。

ぜったいNGではないけれど…危険性は充分あり

ではアートメイクを入れていたら、絶対にMRIが受けれられないかというとそうではありません。

受けられる場合もあります。それはアートメイクの種類や、受け入れる施設側の体制によって異なっています。

アートメイクのインクの種類によっては影響なし

アートメイクのインクの種類によって、MRIが問題なく受けられる場合があります。

最近のアートメイクは「MRIでヤケドのリスクがある」というデメリットを考慮して、鉄分を配合していないインクを使用した施術もあります。このような場合は、MRIもOKです。

安全のために次のようなことを確認しておくのがおすすめです。

  • アートメイクを施術する前に、MRIを行ってもヤケドのリスクがないインクかを確認する
  • MRIを受ける前に、アートメイクを施術したクリニックやエステへインクの種類を確認する

リスクがあることを承知でMRIを受ける

「ヤケドなどのリスクがあることを理解したうえで、それを承知でMRIをうける」といった方法もあります。

病院などの施設によっては、アートメイクの種類(鉄分をふくんでいるか?)まではわからないので、被施術者がリスクを承知のうえでMRIを受けることを望んだ場合、受けさせて貰える場合があります。

この場合は、本人がヤケドのリスクをどう考えるか?ですよね。

生死にかかわるような重大な病気の可能性がある場合なら、ヤケドのリスクを冒してでもMRIをする必要があるでしょう。

20年経過して初めて味わったアートメイクのデメリット《sissyの場合》

sissy
sissy

実はこの話題をブログに書いたのには、実際にsissiyが「MRIを受けられない」という状況に直面したからです。

sissyには子宮筋腫があり、大きさは9~10センチで新生児の頭部大。結構な大きさです。出血や痛みなどの特異な症状はないものの、エコーでは細かい部分まで診ることができないので「一度MRIで診てみたらいいのでは?」とかかりつけ医に言われていました。

そこで、いざMRIの検診を予約しようとなった際に自分がアートメイクをしていることを伝えました。

MRIを行う施設へその件を確認してもらったら…「ヤケドのリスクがあるので、承諾書を書いてもらったら受けられる」とのことでした。

sissy
sissy

噂じゃなく、やっぱりヤケドする可能性があるんだ…

MRIは回避することにしました。

もし背中やお尻、腕などに入れているタトゥーなら、もしヤケドしたとしてもまだなんとか治せるかもしれませんが、sissyの場合はアイラインの上下です。顔のしかも目の際というデリケートな部分がヤケドしたら大変です。

またもっと病気が深刻な状態で生死にかかわるような状況だったら、ヤケドのリスクも覚悟でMRIを受けるかも知れません。

現状ではMRIができないので、ほかの手段をいろいろ取り入れて替わりにしていくしかなさそうです。

MRIはできないけれど…やっぱりアートメイクをしてよかった

アートメイクをしていたことでMRIを受けられなくて、子宮筋腫の精密な検査はできなかったし、今後MRIが必要な病気にかかることがある場合は、また困ったことになります。

でも、アートメイクはやってよかったです!!!

sissy
sissy

正直いって、アートメイクのデメリットを初めたのは今回が初めて。このこと意外で、「できなかったこと」「マイナスになったこと」は20年間で何一つありませんでした。

sissyがアートメイクを施術したのは、もう20年も前。おそらく承認などもいらなかった時代で、個人エステでやりました。でも未だにしっかり残っている。きっと、かなり刺青に近い肌の深い部分(真皮層)まで色を入れる原始的な施術方法なのだと思われます。

現在はアートメイクもかなり進化していて、数年で消える簡易的なタイプや、MRIにも問題ないタイプなどいろいろなアートメイクができるようになっています。

若いときは、病気になってMRIを受けることを予想してアートメイクをしたりしないものですが、このようなデメリットもあることも念頭に置いて、どこでどんなアートメイクをするのか慎重に選択して決めるのをおすすめします。※今後はMRIもさらに進化していく可能性も大ですが…

アートメイク自体は、すっぴんも綺麗にみせてくれ、メイクの手間も簡単にしてくれるので本当におすすめできる施術です。

↓アートメイク専門の美容クリニック↓

エレナクリニック エレナクリニック

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