美容整形の正解とは?【画一化された美人は印象に残らない】

先日、日本ハムの新監督に就任した新庄を久しぶりに見てビックリしました。顔が整形でおかしなことに…。現役だったことは整いすぎで(この頃も整形をしていたそうですが)、それはそれでちょっと怖かったのですが、現在は整っていたので逆におかしくしてしまっています。

そこで改めて、整形をして顔を整えるとはどういうことか?を考えてみました。

sissy
sissy

ブログ主のsissyは、20代のときに鼻と顎を整形した整形経験者。もう20年も現状以上維持しています。思い切って整形を経験したからこその視点で、整形の正解とは?を語ります。

整形も化粧も基本は顔を理想のバランスに近づけること

整形も化粧も何を目指してするかといえば、「自分を綺麗に“見せる”こと」ですよね。“見せる”ことなので客観的に、「キレイ」に見えることが重要。

じゃあそれはどういうことか?といえば、全体のバランスがととのっていることです。

輪郭は卵型とか、目の大きさは顔の横幅の1/5とか、鼻は顔の縦1/3の位置がベストとか…黄金比(ゴールデンバランス)にどれだけ近いか?が美人の条件。整形するときに、Eライン(エステティックライン)を意識するのも同様です。

それに近づけようとするのが、化粧だったり、整形だったりするわけです。

sissyが、銀座の[SHISEIDO THE STOREでPERSONAL BEAUTY SESSION]ゴールデンバランスを見てもらったときのブログ記事はこちら

メイクが上手くなるためには理論が必要 ~化粧とは矯正である~

鼻を高くするだけでなく整形手術で顎を出すことにした「Eライン」についての記事はこちら

美人に見えるE ラインとは? ~整形であごを出したら横顔美人に~

「美人は3日で飽きる?」整っただけの顔じゃ魅力がない

バランスが黄金比に合致した顔、エステティックラインに沿った横顔なら魅力的な美人に見えるのでしょうか??それがどっこい違います。

たしかに万人受けする、「整った美人顔」に見えるのですが均一化された顔に見えて個性がなくなってしまうわけです。

以前、オスカープロモーションというタレント事務所が「国民的美少女コンテスト」なるものを開催していました。そこで優勝した女の子たちは、確かにキレイで整った顔の子ばかり。「将来はさぞ美女に成長して、売れっ子になるのだろう?」と思いきや…売れっ子女優になった人は余りいません。

なぜでしょう??それは、「みんな似たような顔の、画一化された美人だから」。極端にいえば、個性がないわけです。なんだか既視感がある美人で、魅力がないんですよね。

「美人は3日で飽きる」なんてことわざがありますが、これって言い得て妙。正しくは飽きるんじゃなくて、印象が残らないことではないでしょうか

売れっ子女優になった米倉涼子は、このコンテストでは優勝できずに別の賞をもらっています。彼女は、もちろん整った美人ではあるのだけれど、ゴールデンバランスに100%ハマるかといえばそうではありません。口はちょっと大きいし、目は少し近心(倚り気味)です。でもそこが彼女の個性なわけですよね。

愛され顔の美人には個性がある

美人には画一化された美だけじゃなく個性が必要で、そこが「好き」とか「好み」を感じさせる部分なわけです。

女性のなりたい顔で、いつも上位にランクされる北川景子石原さとみはどうでしょう?

北川景子は完璧かと思いきや、バランスでいうと鼻がちょっと高すぎですよね。そのアンバランスさが彼女の魅力で、甘すぎない主張のありそうな個性を感じます。

石原さとみの場合、誰にでもわかりやすいのが厚ぼったい唇ですよね。ゴールデンバランス的にはアウト!の部分だけど、そこが彼女の最大の魅力。可愛いなかにも女性らしい色っぽさを感じさせる部分なわけです。

画一化された美人は印象に残らない…

整った美のなかにも個性があるからこそ、魅力を感じる。

以前ブログでも紹介した整形をテーマにしたノンフィクション小説「モンスター」にも、同様の内容が書かれています。

整形を重ねてどんどん美人になっていく元ドブスの主人公。整形を重ねるうちに、今度はわずかにアンバランスに整える部分を作っていきます。たとえば目を二重にしたり切開して大きくするのも、左右を全く均等にするのではなくて、ごくわずかにアンバランスにしておきます。それをすることで、色っぽさとかはかなさとかを演出して「印象を残し」男を引き付けていくわけです。

この「印象を残す」という点が、ポイントですよね。

韓流アイドルや韓国の女優はみんなキレイで可愛いけれども「どれも同じ顔に見える」「区別がつかない」と感じたことはありませんか?それは画一化された美人ばかりだから印象が残らないからです。

宝塚のスターは、よく知らない人が見たらみんな同じ顔に見えるそうです。それもそのはず、みなさん伝統で定番のほとんど同様のお化粧方法でがっつり顔を作っているので、同じような顔になるからです。

小説【モンスター】を紹介したブログ記事はこちら

整形で人生は変わるのか?【おススメの小説『モンスター』】

あなたの個性はなに?矯正するにも、主張する部分を残そう

化粧をしたり、整形をしたりして、理想的なバランスに顔を矯正するのは美人に近づく王道です。その中でも、なにか個性を出せる部分を残したほうが印象に残る美人になり、人を引き付けられます。(もちろん見る側の好みはありますが)

あなたの個性はなんでしょうか??

ちょっと細くて切れ長の目だったり、小さ目の鼻だったり、大き目の口だったり、どこかあるはず。それは大事にしていきましょう。

sissy
sissy

sissyはやはり、パッチリとした目かなあと思っています。

新庄は、尖った顎とエラの張ったフェイスラインが彼の個性で魅力だったと思うんですよねえ。男っぽい印象があって。でも当人にはコンプレックスだったみたいで、そこを変えちゃったから私たちの知ってる新庄じゃなくなちゃいましたね。

ドブスで家族も人生を捨てていた主人公が、整形で美人になってたどる運命を描いたノンフィクション。読みくて面白くて、どんどん進みます。おすすめです。

sissyが鼻を顎の整形を行ったのが老舗のこちらの美容クリニック。美人とは、どこをどのように見て感じられるのか?顔は人には真正面からはほとんどみられてないこと、など教えてもらいました。

聖心美容クリニック 美容整形のこと何でもご相談ください_アンバー

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