かかとのガサガサでオシャレサンダルも台無し!《夏の足元をキレイにお手入れする方法》

夏の足元のオシャレは、カラフルなペディキュアを塗ったりヌーディーなサンダルやミュールで楽しめて、女性の魅力満載。でもかかとがガサガサでひび割れていたりすると、せっかくのヌーディーな足元も台無しに。人が見たら不潔で、だらしない印象さえ与えてしまいます。

フットケアサロンに定期的に通うのはコスパ面でちょっと厳しいので、できるだけ自宅でお手入れしたいですよね。そこで今回は、夏の足元をキレイにするためのかかとのケア方法をお伝えします。

sissy
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sissyは、化粧品メーカーに勤務するアラフォーOL。きれいになりたくて美容整形するくらいの、美容オタクです。スキンケアやメイクだけでなく、ボディケアもプロ目線で正しいお手入れ方法をお伝えします♪

かかとケアの基本は《角質取り+保湿》

かかとをツルツルに保つためのケアの基本は、硬くなった角質を取ること+クリームでの保湿ケアです。

2つのケアをセットで継続的に行えば、ツルツルのかかとをいつでもキープすることができます。

かかとはなぜ「ガサガサ」になるの?

かかとがひび割れたり、ガサガサに白っぽくなり乾燥してしまうのはなぜでしょう?

1. 乾燥

かかとには皮脂腺がありません。皮脂が排出されて皮脂膜でカバーすることができないので水分が蒸発しやすく、乾燥が起こります。

2. 摩擦が多い

夏は特に外に露出し、体を違って靴下やストッキングなどの被服に覆われていないことも多いため、摩擦や刺激も多くなります。

3. 経皮吸収率が低い

かかとは経皮吸収率低く、二の腕の0.14%しかありません。頬と比べると約1/100ほどしか化粧品や外用薬を吸収できないのでクリームなどでの保護が難しい部位です。

4. 圧力がかかる

体重がどんどん増加すると、強い圧力が足の裏にかかります。圧力がかかった足で歩くことで足の裏の皮膚はこすられ、角層の層がどんどん増えていきます。このようにして厚くなった角層に、さらに繰り返して圧力が加わると、ひび割れになることもあります。

冬よりも夏こそフットケアが必要!

冬になって痛みを伴うひび割れや、ストッキングに引っかかる実害?が出てからようやくフットケアをし始める人が多いですが、夏こそ丁寧なフットケアが必要な季節です。

夏は素足のままで過ごすことも多いので、冷房などによって血行も悪くなり乾燥が進みます。冬のように靴下やタイツなどでカバーすることもできないので、夏はかかとの状態がひと目にさらされやすい状況に。

気づいた時では遅いです!さあ、今日からでも毎日フットケアを始めましょう♪

ツルツルのかかとでサンダルの似合う足元に《自宅でできるフットケア方法解説》

かかとのケアは、固くなった角質除去と保湿の2つのケアがセット。1回で完結するのではなく、継続してケアすることがポイントです。いったん綺麗になったとしても、その後を疎かにしてしまうと元の木阿弥に…。お風呂でのケアは少なくとも週1回は必ず行いましょう。

ケア方法1. 厚くなった古い角質を取る

まずは、かかとを分厚く硬く覆っている角質を取りましょう。角質が厚く硬いままだと、どんなにクリームや薬を塗り込んだとしても保湿成分が浸透することができません。

角質を取る方法は次の3つがおすすめです。

  1. スクラブ
  2. やすり
  3. ピーリング

具体的な方法を詳しく説明して、おすすめのアイテムもご紹介します。

1. スクラブで古い角質を柔らかくする

入浴時に肌を柔らかくしてから、スクラブでかかとをマッサージするように洗って皮膚を柔軟にする方法です。

スクラブはジェルやクリームに細かい粒子が配合された洗浄剤です。粒子が肌の表面を研磨することで、物理的に皮膚をなめらかにします。

かならず皮膚が水分を含んで柔らかくなってから使うように注意しましょう。乾いた肌をスクラブでマッサージすると皮膚を痛めてしまいます。

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2. フット専用ヤスリで角質を擦り取る

フットケア専用のヤスリを使って古い角質を削る方法も簡単でおすすめ。硬くひび割れていたかかとも丁寧に擦れば、1回のケアでも柔らかくなります。角質がかなり厚くなっている人は、何回か行っていくうちにだんだんと柔らかくなります。根気よく行いましょう。

入浴時に温めて柔らかくしたかかとにヤスリをあててこすり、古くなった硬い角質を少しずつ削っていきます。スクラブよりも削るチカラが強いので、やりすぎると肌を傷つける可能性が…。頻繁に行うのは避けて週に1~2回程度のケアにとどめましょう。

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3. ピーリングで足全体の角質を剥がす

フルーツ酸のAHAやサリチル酸などを使って、足全体をピーリングして角質を取る方法です。足専用のピーリングアイテムが、市販されています。

液に足を浸した後、酸の効果で1週間くらいかけて皮がむけるようにポロポロと角質が剥がれ落ちます。角質が剥がれ落ちるまでの期間は見た目がよくないので、素足にはなれません。(まるで水虫で皮がむけたように・・・)

酸を使うので皮膚の弱い人は、赤くなったりかゆみが出る可能性もあります。刺激も強いですが1回での効果は劇的です。

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ケア方法2. 尿素配合の保湿クリームでつるつるのかかとをキープ

角質を除去したら、セットで保湿ケアがマスト。

せっかく角質をとってひび割れのない柔らかいかかとになっても、保湿をしなければ水分や油分が不足したまま、また新たな角質が溜まって硬くなってしまいます。

角質を取ると、防御反応で角質が厚くなりやすくなるからです。

かかとの保湿には尿素配合クリームで

かかとの保湿ケアには、尿素が配合されたクリームが最適です。尿素は保湿だけでなく、角質を柔軟にする作用がある成分です。

尿素の配合濃度もポイントで、10~20%程度ベストです。尿素配合と書いてあっても、「微添」といってわずかしか配合されていないものもありそれでは意味がないので、配合量は必ずチェックを。

反対にあまり厚くなっていない角質に高い濃度の尿素を使うと、かえって角質が厚くなることがあるので、自分のかかとの状態に応じて、10~20%の濃度で使い分けましょう。

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シアバター

尿素のほかには「シア脂」(シアバター)もおすすめです。

シア脂はエモリエント効果がありながら粘度が低く、潤滑性に優れているので伸びがよくベタつきが少ないので扱いやすい油分です。 

↓ 足以外の全身に使えるシアバター ↓

靴下は優秀な保湿アイテム

保湿方法では、できるだけ靴下を履いておくことで乾燥や摩擦も防げます。

夏に靴下は暑いですが、素材を選んでみてください。自然素材でとくにシルクの靴下は、履くだけでかかとをツルツルにしてくれる効果があります。寝ている間だけはくのもおすすめです。

そのほかには入浴時の肌が柔らかくなったときに、オイルなどでマッサージするのもおすすめです。血行がよくなり、乾燥しにくくなります。

指先だけでなくかかとも美しく!“美は細部に宿る”を体現しよう♪

本当に綺麗な女性って、紙の先から足の先まで綺麗ではありませんか?

反対に、ちょっと見「綺麗だな」と感じても、細かい部分にアラが見えると、その綺麗さは砂塵のように崩れさって悪い印象のほうが強くなってしまいます。

夏はだれもがペディキュアをして、素敵なサンダルをはいて足元もおしゃれします。やっぱりかかともきれいにしておかないと、せっかくもペディキュアもサンダルも台無しです。

《角質取り+尿素での保湿》ぜひ、毎日の入浴後のケアに取り入れてみてください♪

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